2015年12月4日0
下を向くと後頭部に鋭い痛み 30代女性 会社員 静岡市葵区在住
<初回の状態>
10日ほど前から,首を前に倒して下を向くようにすると後頭部に突き刺すような痛みがある。特に思いあたる原因はないが、ここ3週間ほど仕事が忙しくPC作業が多かったことくらいである。また、今回のエピソードとは別に、長年後頭部がいつも重い感じがしている。他には、左肩が凝って痛い感じが出てきている。また、ここ8年ほど片頭痛と筋緊張性頭痛を持っている。しかし、今回の症状は初めてだったので不安になり脳神経外科を受診し、特に危険ではないと言われ抗不安薬・痛み止めを処方されたが、あまり効果がなかった。そこで、インターネットで調べてサルーテ カイロプラクティックに来院した。
<検査結果>
- 頚部の屈曲(下を向く動作)で後頭部の鋭い痛みの誘発あり
- 後頭部に著しい圧痛あり
- 上部頚椎の動きに制限あり
- 不良姿勢(頭部が右にシフト、右肩下がり、胸部に左凸側弯、左足荷重)
<施術後の変化>
初回の施術後(主に上部頚椎)は、主訴である下を向いた時の後頭部の鋭い痛みがなくなり、後頭部の圧痛が軽減した。その後、2週間で3回の施術で、首の動きにともなう後頭部の痛みはでなくなり、左肩の凝った痛みは50%くらいになり日常生活であまり気にならなくなった。痛み止めを毎日1-2回服用していたが、今は1週間で2日ほど服用しなくても大丈夫である。現在は、悪化することのないよう2-3週間に一度定期的に来院している。
<担当:鈴木のコメント>
今回のケースは、後頭部の筋肉群の著しい圧痛とそれに伴う痛覚過敏が主訴の痛みの原因でした。上部頚椎には首の位置をモニターするセンサーがたくさんあり、平衡を維持するために両眼を水平に保とうとします。姿勢が悪く頭が傾いていることで、必要以上に筋肉の緊張を強いられてこのような状態になったのでしょう。背骨、特に上部頚椎、骨盤をしっかり矯正し、肩甲骨を含めた肩の可動域を改善することで、下を向いた時の後頭部の鋭い痛みだけでなく、長年あった後頭部の重い感じも気にならなくなりました。より大きな改善には、胸部に左凸側弯があることを考慮すると全身を診ていく必要があります。日常生活の注意点をアドバイスし、良い状態を保てる身体づくりを提案しました。当院では、エクササイズのアドバイス・栄養指導・生活環境指導をふくめた総合的なアプローチで、できるだけ早く以前より快適に過ごせるようし、また再発しない安定した身体づくりを目指していきます。
なかなか治らない首の痛み、頭痛や肩こりで、カイロプラクティックや整体をお探し の方は、静岡駅北口徒歩4分にあるサルーテ カイロプラクティックに、 お気軽にご相談ください。どんな人が実際に施術をしているか不安な方は、院長の子育てブログをご覧になってください。
※症例報告はご本人の許可を得て掲載しております。当院は個人情報の扱いに細心の注意をはらっています。
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