2015年11月4日0
右腕のしびれ 30代女性 会社員 静岡市葵区在住
<初回の状態>
1ヶ月前から右腕の内側がしびれる感じがする。特に仕事をして午後になってくると悪くなるような気がする。力が入りにくい感じや、感覚がおかしいようなこともない。良くなる気配がないので、インターネットで調べてサルーテ カイロプラクティックに来院した。
<検査結果>
- 右腕を動かしたときの肩甲骨の動きが過剰である
- 肩の自動他動可動域は外転が右140°と制限されている
- 右の前鋸筋にトリガーポイントあり、右腕の内側のしびれが悪化する
- 棘下筋・小胸筋に硬結と圧痛あり
<施術後の変化>
初回の施術後に肩が軽くなり、肩の外転の可動域が160°まで改善した。右腕内側のしびれは40%ほど軽減した。その後、合計7週間で10回の施術で、肩の自動他動可動域の左右差がほぼなくなり、主訴である右腕内側のしびれは仕事中にでることがなくなった。施術は、前鋸筋に対して適切な治療をし、背骨、骨盤、肩甲骨の矯正と、肩甲骨周囲の筋肉をマッサージをして肩甲骨の可動域を大きくしていった。また自宅でできるマッサージをアドバイスした。現在は、2週間に1度のペースで定期的に来院し、再び悪くならないよう予防している。
<担当:鈴木のコメント>
今回のケースは、PC作業でマウスを使う姿勢=右肩が前に出た姿勢が、前鋸筋という肩甲骨を安定化させる筋肉の緊張を引き起こしたものです。その状態がさらに悪化して、トリガーポイント(筋膜痛症候群)になったものです。日常動作が原因であったケースです。しびれがあったので、ヘルニアや胸郭出口症候群(TOS)などが神経を圧迫しているか除外した上で、しびれを誘発できたので確定できました。そのため、それに合わせて治療内容を変更して、筋肉へのアプローチを増やしていき、それをサポートするようなエクササイズなどを導入していきました。痛みのある状態では脳が痛みを記憶してしまい、パフォーマンスが低下します。そのためにも、早期治療が重要です。当院では、エクササイズのアドバイス・栄養指導・生活環境指導をふくめた総合的なアプローチで、できるだけ早く以前より快適に過ごせるようにしていきます。
なかなか治らない腕のしびれ、トリガーポイント(筋膜痛)、頭痛や肩こりで、カイロプラクティックや整体をお探し の方は、静岡駅北口徒歩4分にあるサルーテ カイロプラクティックに、 お気軽にご相談ください。どんな人が実際に施術をしているか不安な方は、院長の子育てブログをご覧になってください。
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