坐骨神経痛(40代男性)
坐骨神経痛(40代男性)
【症状】
1ヶ月ほど前の雪の日に階段で転んで右殿部を強打した。
それから1週間は右殿部が痛くて焼けるような感じで動けなかった。
針と接骨院に行って、焼けるような痛みはなくなったが、なかなか良くならないため
サルーテ カイロプラクティックに来院した。
長時間座っていると右下腿前側にジーン・ビリビリとしたしびれがでるてくる。
朝と入浴時に軽減するようである。
【検査】
神経学的検査: 右L5触覚が低下しているが、それ以外は正常範囲内であった。
触診: 右殿部を押すと、右下腿がジーンとしびれたようになる。
可動域: 体幹の動きには関連しない。
整形外科検査: SLRは右45度で右下腿のしびれ誘発するがすぐに消失。
さらに50度で誘発→消失→60度で誘発→消失・・・と可動域が広がっていく。
【治療経過】
股関節外転筋である中小殿筋が損傷し、しびれのような関連痛をだす筋筋膜痛症候群(トリガーポイント)と判断した。中小殿筋はヒトが二足で立つためには必要不可欠な筋肉であり、また常にストレスがかかる重要な筋肉でもある。
1回目の施術で、中小殿筋に対する治療と物理療法(超音波療法)を併用し、筋肉にかかる負担を軽減するために骨盤まわりの力学的なバランスを整えていった。施術後には、だいぶ軽くなっていた。
2回目(7日後)来院時、右下腿のしびれがなくなり、右殿部痛のみ。検査をすると右中小殿筋トリガーポイントが依然みられたので前回と同様の施術をしていく。座るときの姿勢を覚えていただく。
4回目(3週間後)来院時、右殿部が少し重い感じ。
その後、1回/2~3週のペースで来院してもらう。
6回目(8週間後)来院時、座っていると右殿部が重くなるが、普段は感じていない。
8回目(15週間後)来院時、座っていても右殿部は何ともない。検査上も特に大きな問題なく今回のケースを終了した。
治療回数8回/15週間
<担当コメント>
坐骨神経痛と思っていたら、実は単なる筋肉の問題だったというケースでした。
『お尻が痛い ≠ 坐骨神経痛』です。
まぎらわしいですよね。単なる筋肉の問題でしたら、怖くありません。
予防も含めた施術&エクササイズでカイロプラクティックが効果的です!
判断が難しいので、お心当たりの方はしっかり検査ができて安心の国際基準のカイロプラクターがいるサルーテ カイロプラクティック(横浜市 上大岡 港南区 南区)
に一度ご相談下さい。
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