2008年12月8日0
寝違え(30代女性)
【症状】
2日前の朝起きたときから。左を向くようにすると突き刺すような痛みがある。右を向くようにすると左側が引っ張られる感じがする。VAS=8/10
【検査】
首の自動運動(左回旋)で、左頚肩部に痛みあり。他動では痛みなし。
首の自動運動(右回旋)で、左頚肩部にやや痛みあり。他動では痛みなし。
首の自動運動(伸展)で、痛みあり
【治療経過】
首を動かす筋肉の炎症はみられないが、筋線維が損傷している。
痛みの出る方向が限定されつつあるため、施術後の一時的な炎症反応に気をつける。
1回目の施術で、首・背骨にアジャストメントし、肩甲骨の動きのバランスを整えつつ、損傷した筋肉に物理療法(超音波+低周波)をしていく。最後に痛みによる逃避姿勢を、反射を用いて改善していく。施術後は、少し良くなったくらい。
2回目(4日後)来院時、痛みをほとんど感じていなかった。日常生活でのアドバイスとエクササイズを覚えていただき、メンテナンスに移行した。
3回目(11日後)来院時、首のつけ根に違和感がある。施術後は身体が軽くなった。前回のエクササイズの再確認をしてから、今回のケースを終了した。
治療回数3回/11日間
<担当コメント>
来院時には寝違えによる炎症がおさまりつつあったため、早期回復につながった例です。
寝違えはきっかけに過ぎず、生活習慣・日々の疲労・気温差などの原因がほとんどです。
痛みによる逃避姿勢は、長引くほど悪影響を周囲にどんどん広げ、長引くほど治療には時間と回数が必要になります。寝違えにも、カイロプラクティックが効果的ですので心当たりのある方は、国際基準のカイロプラクターがいるサルーテ カイロプラクティック
に一度ご相談下さい。
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