2008年10月27日0
産後3ヶ月 右脚のつけ根の痛み(30代女性)
産後3ヶ月 右脚のつけ根の痛み(30代女性)
【症状】
2週間前からエクササイズを脚を開くようなエクササイズを開始してから右脚のつけ根が痛くなる。
授乳や運転など、同じ姿勢をしていると痛みがでてくる。
妊娠中には感じたことがない痛みである。
【検査】
立つために必要な筋肉(右股関節の外転筋群)に強い緊張と圧痛あり。
その筋肉を使ってもらうと力が入らない。
股関節自体に異常はみられない。
使いすぎによる筋肉自体の疲労と痛みが原因と考えられた。
産後、靭帯の支持性が低下している状態での子育てとエクササイズによる過負荷がそのきっかけになったと思われる。
【治療経過】
使いすぎで疲労している筋肉への負担を軽くするために、骨盤を含めた全身のバランスを整えつつ
筋肉自体の柔軟性を高めて適度な緊張を維持できるようにしていく。
1回目の施術で、施術後には少し軽くなったくらい。
4回目(14日後)来院時、まだ少し痛みを感じるくらいになっていた。
その後、1回/1週のペースで来院してもらう。
8回目(6週間後)来院時、日常で気にならないくらいになっていた。
その後、1回/1ヶ月のペースで悪化しないように予防している。。
治療回数8回/6週間
<担当コメント>
産後5ヶ月くらいまでは、出産にともなうホルモンの関係で靭帯などの支持性が低下しています。
そういった中で、大きくなっていく子供による重量負荷と、エクササイズによる必要以上の負荷が
重なったために起こった痛みです。筋肉自体の痛みは、多少回数がかかってしまうことがありますが、
このように上手にコントロールすることが可能です。
心当たりのある方は、国際基準のカイロプラクターがいるサルーテ カイロプラクティック
に一度ご相談下さい。
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