肩こり第3弾
前回までは肩こりについて「凝り」と「張り」があることについて書きました。
そこで今回は「張り」について書きます。
今日のポイント
触られた時の感じ方は同じでも、真逆の状態だから治し方も違う!
張っている筋肉=弱くなって伸ばされている状態なので、マッサージは逆効果または効果ゼロ
ということは前回(肩こり第2弾)に書きました。
肩こりを感じていることろを揉まれたり押されたら、「痛い」とか「気持ち良い痛さ」を感じるでしょう。
自分では凝りと張りの違いがわかるないでしょう。たぶん私自身が自分の筋肉を触ったりしても正確な判断は難しいでしょう。自分の身体を全体的に診るのは難しいからです。それに身体はそんなに正確に情報を発信してくれないので、自分の感覚を信じすぎるのは危険です。
張りのメカニズム
1.筋肉が弱くなって伸ばされる(原因はいろいろあります)
2.しばらくすると、弱くなって伸ばされながらも今まで通りの働きをしようと収縮しようとします
3.その筋肉は、すでに弱くなって機能が落ちているので、十分な伸び縮みができない
4.結果、伸ばされつつも筋肉が収縮しようとして緊張します = ピーンと張ったゴムをイメージしてください
この状態になっている筋肉を揉んだり押すと、硬くなっているように感じます。もちろん痛みや気持ち良い痛みを感じます。
この弱く伸ばされて硬くなった筋肉をマッサージするとどうなるか?
1.マッサージ直後、もっと弱くなって機能が落ちます
2.身体は(筋肉は)、防御反応として以前より筋肉を収縮させようとします
3.結果、以前より緊張が強くでて、もっと筋肉が硬くなります
だから絶対マッサージしたらダメ!!
こういう筋肉はどうしたらいいか???
それは
実は
トレーニング!
筋肉を意識的に使って、伸び縮みを積極的にすることで劇的に改善します
その方法は、いろいろありますので実際に来院していただいた時に。
ここで避けては通れない問題があります
弱くなった筋肉がある = 反対側または逆の働きをする筋肉に緊張 ここでいう「凝り」がある
そのことについては次回に
静岡駅のサルーテカイロ
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