こんな症状の方へ

このような症状の方に効果が期待できます

  • 脚(股・膝・足首)の症状
  • 腕(肩・肘・手首)の症状
  • テニス肘
  • ゴルフ肘
  • 手根管症候群
  • 腱鞘炎
  • 骨盤のゆがみ
 

腰痛・慢性腰痛

常に同じ姿勢でいたり、腰や骨盤の関節の動きが悪くなってしまう事によって周囲の筋肉への負担が増加します。結果、緊張してしまった筋肉の血流が低下して柔軟性が消失し、痛みや重だるさといった感覚となって症状があらわれます。

原因 日常生活や仕事での悪い姿勢・関節の不整列
症状 腰の広範囲に重だるさや鈍い痛みを訴えます。
筋肉は柔軟性を失い硬くなり、押すと痛みを感じることが多くあります。
入浴や軽い運動によって血行が増すと一時的に和らぎます。
悪化要因 長時間の同一姿勢・ストレス・睡眠不足・疲労
軽減要因 入浴・腰の軽い運動・ストレッチ・精神的なリラックス
痛みの特徴 鈍い痛み(鈍痛)・ズキズキする痛み・重だるい感覚・腰の張り感

カイロプラクティック治療 (腰痛・慢性腰痛)

最初に、どの組織(筋肉・関節・靭帯など)が痛みを出して、どこが痛いのかを検査していきます。

1.『筋肉が痛みを出している』ときの腰痛治療
そして次に、筋肉が痛みを出しているなら、次に筋肉の状態を検査していきます。
筋膜は?筋線維は?両者のバランスは?など・・・そしてその状態にあわせて治療をしていきます。
マッサージやストレッチのようなものであったり、痛みをともなうものであったり、エクササイズであったり・・・。
筋肉への治療で、ある程度の痛みの軽減が見られたり、痛みは変わらないものの筋肉の状態は良くなります。
2.『関節が痛みを出している』ときの腰痛治療
そして次に、関節が痛みをだしているなら、次に関節の状態を検査していきます。
動かなくて痛い?動きすぎて痛い?など・・・そしてその状態にあわせて治療をしていきます。
関節に手による刺激(アジャストメントといいます)を加えたり、固定したり・・・。
関節への治療で、ある程度の痛みの軽減が見られたり、痛みは変わらないものの関節の状態は良くなります。
3.『靭帯・・・』ときの腰痛治療
考え方は同じです。(省略)

でもなぜ筋肉や関節の状態がそのようになったのでしょうか?
その原因をみつけ、改善してあげないと再びもとの悪い状態に戻ってしまいます。
筋肉や関節が本当の原因で、その結果としてそこが痛いのなら、もとの悪い状態には戻りにくいでしょう。
しかし不幸にも、多くの方がすぐにもとの悪い状態に戻ってしまいます。

カイロプラクティックでは根本治療を基本としています。
これがマッサージなどにはない考え方になります。
そしてさらに次に、どこが本当の原因なのかを検査していきます。
腰痛の治療をするのに、痛みをだしている場所を治療すれば腰痛は軽減するでしょう。
しかし、なぜそのような状態になったのかを考えなければ、すぐにもとの痛い状態に戻ってしまいます。

ここから先は、患者さんの生活だったり、過去の状態だったりと様々なことが関係してきます。
それらを問診でうかがった上で、検査結果とあわせどこが原因かを見つけていきます。
環境や生活習慣だったり、過去のケガだったり、腰ではなくお腹側が原因で腰痛がある場合もあります。

このように、もとの原因まで検査してカイロプラクティック治療をしていくことで一時的な効果ではなく、根本的な腰痛の軽減を目指していきます。
長期間に及ぶ症状は、それだけ軽減するのに時間・努力が必要になってくることが多いでしょう。

どのくらいの間隔で、何回くらい通えばいいのだろう?と気になる方はこちらをどうぞ!

椎間板からの痛み(腰椎椎間板ヘルニア)

椎間板の前面には感覚神経が分布しています。つまり椎間板の前面は痛みを感じることができます。
身体を前にかがむと椎間板の前方が圧迫され、椎間板が損傷している場合に痛みを感じることがあります。
椎間板の痛みは経験したことのない痛みなので、損傷していても脳が認識できずに勘違いをおこすこともあります。
また、ヘルニアによって神経が圧迫されると、その神経の機能が障害されます。

原因 事故・スポーツによる外傷・日常生活習慣による外傷・加齢
症状 ○ 足の指や脚の皮膚の感覚がおかしい。
○ 電気が走るような痛みが脚に走る。
○ つま先があがらずつまづいたり、ふんばれない。
○ 朝起きたときの方が症状が強い。    など・・・
悪化要因 朝・腰の動き・くしゃみ・咳・ふんばり
軽減要因 腰の動き・安静
痛みの特徴 電気が走るような痛み(神経痛)・刺し込むような腰の痛み・ズキズキした痛み

カイロプラクティック治療 (椎間板からの痛み・腰椎椎間板ヘルニア)

『椎間板ヘルニア(ヘルニア)』と『腰痛や脚のしびれなどの症状』との間に関連性があるのか?
これが最も重要なポイントになります。実際にはヘルニアと症状に関連性がない方も多くいます。

MRIなどで椎間板の膨隆などがあれば、診断名として『椎間板ヘルニア』となります。
しかし成人の約6割が、何らかの『椎間板ヘルニア』を持っています。
ヘルニアを持っている人のうち、症状が何もない方も多くいます。
症状のある人に、『椎間板ヘルニア』があると原因はこれだとなることが多いようです。
しかし『椎間板ヘルニア』がある人に、自覚症状がまったくないと説明ができないわけです。
いったいどのような治療をしようと考えているのか疑問に感じることもあります。

そこでまず、検査によって関連性を鑑別していきます。
他の問題が同時に起きている場合もあります。
急性期など坐骨神経痛との鑑別が難しい時もありますが、治療方針に大きな違いはありません。

『椎間板ヘルニア』は、大なり小なり椎間板が損傷することでおこります。
そのためどのような状態になっているかを鑑別する必要があります。

<ヘルニアによるふくらみが神経を圧迫している場合>
○どのような腰の動きで悪化するのか?
そのときにどのような悪化過程をたどるのか?
○逆にどのようなときに軽減するのか?
そのときにどのような軽減過程をたどるのか?

治療の第1選択・・・神経の機能を最優先させること。
治療の第2選択・・・神経の異常がない場合に関節の可動性・筋肉の状態などを整えていくこと。

神経を最優先するために、問題がおこっている関節ではなく、その上下の関節を治療する必要があるかもしれません。
その場合には、治療に対するしっかりとした説明(インフォームドコンセント)をしますのでご安心ください。

椎間板前面の表層には知覚があるために痛みを感じることがあります。
このような場合は、症状が軽減する方向を指標にした(カイロプラクティック的)治療方針をとります。

どちらにしろ、カイロプラクティック治療によって正常な可動性(動き)を取り戻す必要があります。
問題となる椎間板へのストレスを軽減させることで、椎間板ヘルニアの影響を少なくするためです。
また頭の位置がおよぼす影響も大きいため、全身的な治療がおこなわれることもあります。

急性期で何をしても症状が変化しない場合、牽引や物理療法などの対症療法となります。
ときにはカイロプラクティック治療には適さない場合もあります。そのような場合は医師に紹介いたします。
当クリニックには提携機関があり、レントゲンやCTでしたらすぐに撮影することができます。

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坐骨神経痛

坐骨神経は、最も太い神経で臀部から足へと走行していています。坐骨神経痛とは、坐骨神経がなんらかの障害をうけて、その神経領域に痛みがあることを言います。この症状の要因はいくつかあり、どの部位で坐骨神経が障害されているかを鑑別のために検査が必要となります。

  • (1) 臀部の梨状筋や閉鎖筋と呼ばれる筋肉の緊張状態が高くなることで、それらの筋肉の間を抜ける坐骨神経が圧迫され、坐骨神経領域に痛みが生じます。
  • (2) 組織の線維化・瘢痕による坐骨神経との癒着があると、神経が引っ張られて坐骨神経領域に症状がでます。組織の線維化・瘢痕とは、何らかの炎症が以前おきた傷跡みたいなものと考えてください。
原因 梨状筋症候群などの神経を絞扼・障害するもの
症状 お尻からふくらはぎ、場合によっては足にかけてしびれや刺すような痛み、じわじわ拡がるような痛みやだるくて足が上げづらいなどを訴えることがあります。
神経症状を呈する痛みは、痛みの度合いが強く、重度になると歩行が困難になることがあります。
悪化要因 腰の動き・歩行・悪い姿勢
軽減要因  
痛みの特徴 電気が走るような痛み(神経痛)・ジワジワする痛み・足の重い感覚

カイロプラクティック治療 (坐骨神経痛)

『坐骨神経痛です。』という方に結構お会いします。
○『お尻が痛い』=『坐骨神経痛』と思われている方
○『腰とお尻が痛い』=『坐骨神経痛』と安易に診断されている方
が、多いように感じます。

『坐骨神経痛』=『坐骨神経が障害されて痛みがでている』を言います。
本当に坐骨神経が障害されているのでしょうか?もしかしたら、坐骨神経痛ではないかもしれません。
自分には関係ないと思われるかもしれませんが、他の症状についてもお読みください。
『あれっ?私に似ているかも・・・』と思い当たるものがあるかもしれません。

坐骨神経痛に症状が似ていますが、
1. 『痛みのある部分の筋肉が痛い』
2. 『その筋肉が原因で、鈍いしびれを感じている』
3. 『骨盤の関節が原因で、お尻のが痛く、ふとももの裏側に鈍いしびれを感じている』
こんなことが関係していることも結構多いです。

坐骨神経痛は複数の場所で障害される可能性があります。
坐骨神経が物理的に障害されているため、どの部位が原因で、どのようなメカニズムで坐骨神経が障害されているかで治療が異なり、治療期間も変わります。

治療において最優先されることは『神経を守る』です。神経細胞は一度死んでしまうと再生しないため、たとえ痛みが耐え難いものであっても神経を守ることを優先します。
そのため、まずは坐骨神経が障害されているかどうかを確認していきます。身体の動きにともなう症状の変化とその他の検査から、『どの部位で、どのようなメカニズムで坐骨神経が障害されている(挟まれたり引っ張られたりしている)のか?』を確認していきます。

<急性期のカイロプラクティック治療>
坐骨神経が障害されて炎症がおきると、何をしても安静にしていても症状があります。
このような場合、『神経を守る』ために炎症をおさえることが最優先されます。
そのため痛みのある部位を冷やしたり、干渉波や超音波を用いた物理療法で痛みをコントロールしていきます。
急性期の段階では、ペインコントロール(痛みの軽減)が目的になり、根本治療は難しくなります。
炎症がおさまってくると、より積極的な治療ができるようになります。
<慢性期のカイロプラクティック治療>
炎症がおさまってきているので、より症状の軽減と増悪がはっきりしてきます。
検査によってわかった障害されるメカニズムから、それを軽減するように治療をしていきます。
○ 骨盤まわりのバランスを整える。
○ 筋肉自体を直接を緩める。
○ 神経と他の組織との癒着をはがす。
など、関節に対する治療(アジャストメントといいます)と筋肉などに超音波や干渉波を用いた物理療法をおこなっていきます。

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ぎっくり腰・急性腰痛

不用意に何か重いものをもったり、ねじったり・伸ばしたりという急な腰の運動によって、関節や筋肉が本来もつ許容範囲をこえたときにおこることが多い。
関節の炎症が起きたり、反射的に身体を防御しようとしたりして、周囲の筋肉が異常に収縮してつったような状態になります。

  • (1) 骨盤や腰の骨の関節がロック(動かない状態)してしまい、腰の動きが極端に制限されてしまいます。
  • (2) 腰の筋肉がスパズム(持続的に過収縮してしまう。腰の筋肉がつった様な感じ)を起こしてしまう。
原因 不用意に重い物を持つ・急激な腰の運動・体重の増加
症状 ピンポイントに鋭い痛みを訴えます。
押すと痛みを強く感じることが多くあります。
入浴や軽い運動によって血行が増すと悪化します。
悪化要因 腰の動き・お風呂(急性期)
軽減要因 安静・特定の姿勢(腰を少しかがめるような姿勢)
痛みの特徴 刺しこむような激痛・ズキズキした痛み・灼熱感

カイロプラクティック治療 (ぎっくり腰・急性腰痛)

<ぎっくり腰・急性腰痛にはカイロプラクティック!>
『ぎっくり腰(=急性腰痛)には、カイロプラクティック治療が最も有効である
という治療ガイドラインが米国にはあります。つまり第1選択が、カイロプラクティックということです。
医師による腰痛治療よりも、カイロプラクティックの腰痛治療が有効だと示されたことは、非常に重要です。
このことをぎっくり腰で悩むすべての皆さまに知っていただきたいと思います。

<じっとしていても痛いとき>
原因はなんであれ、腰が動かない状態を考えてみましょう。
動かないのか?動けないのか?動きたくないのか?
動かないのは身体を守っているからです。それと同時に、過剰な防御反応もでてしまいます。
過剰な防御反応は、取り除く必要がありますが、必要な防御反応はそのままにしておきます。

それを判断するために検査が重要になってくるのです。
『よしっ!腰の筋肉が硬くなっているからもみほぐそう』では、立てなくなっても知りません。

じっとしていても痛い=炎症がかなりひどいので、その部位を冷やして炎症を抑えることを優先します。
炎症がかなりひどいと、さわったり、ちょっとでも動かすことができないほどの痛みがあります。
そのような場合は炎症がおさまるまで、その部位に何がおきているのか正確には判断できません。
この場合その部位に直接治療することは避け、ペインコントロールおよび対症療法となります。

痛みを軽減するために物理療法(冷却療法・干渉波療法など)を用いたり、
不必要な過剰な防御反応を、神経的な反射による抑制を利用して取り除きます。
ここまでである程度痛みが軽減するので、先程できなかった検査が可能になるかもしれません。

  • ○ 痛みに変化がない場合
    そのまま対症療法を続けます。
    そして3時間毎の冷却療法をご自宅でやっていただきます。
    その他、日常生活で注意すること・禁止することなどを守っていただきます。
  • ○ 動いても痛みがない方向がある場
    次の項目を読んでください。

<痛くない場合と痛い場合とがはっきりしてきたとき>
まったく動けないときは、何かしようにも何もできないので悪化することは少ないのですが、
この段階は、うっかり動けてしまうので油断してさらに悪化することが多い時期でもあります。
日常生活の注意点・禁止事項を守っていただくことで、予防と早期回復に努めてください。

身体を防御するために仕方なくするようになった姿勢や動作(代償運動といいます)が、
そのまま残って今度は悪影響を及ぼし始めます。
できるだけ早く治療を開始することが短期間で正常な運動パターンを再教育するために重要です。

カイロプラクティック治療では以下の目的でぎっくり腰の治療(急性腰痛の治療)をしていきます。
○ 動かなかったことで関節の拘縮が始まるので、動かしてあげる
○ 関節の神経的な位置情報をリセットするためにアジャストメントにより刺激を加える
○ 筋肉の運動パターンを再教育する
○ 筋肉などの正常な長さ・柔軟性を取り戻すため物理療法(超音波療法・干渉波療法)を行う

腰部の炎症が治まったら、関節への治療をおこなっていきます。
また腰の関節や周囲の筋肉に負担が掛からないようにしていきます。

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妊娠中の腰痛

女性は妊娠・産後によってホルモンの分泌が大きく変化します。程度の違いはありますが、妊娠によって女性のほとんどが腰痛を訴えます。
3ヶ月毎の3つの時期にわけたとき、それぞれ腰痛の原因は異なり、また痛みの部位や感じ方も異なることが多いとされています。
また1人目より2人目の方が、2人目より3人目の方が・・・と腰痛がひどくなっていく傾向にあります。

原因 1.ホルモンによる影響

妊娠3ヵ月から出産後4ヶ月頃まで女性ホルモンの1つであるレラキシンというホルモンが分泌されます(出産数日後からレラキシン分泌は徐々に減少していきます)。

このホルモンの役割は、関節や靭帯を緩めてお腹が大きくなるのに備えることです。
このレラキシンというホルモンは骨盤を緩めることによって出産をよりスムーズにする働きがあります。また骨盤のみでなく、身体全体の関節を支持している靭帯などの支持組織も緩めていきます。

身体の関節は靭帯だけではなく筋肉などでも支えられています。
このホルモンの働きによって関節が緩んで不安定になるために、関節が動き過ぎるようになります。
そして、それを安定させるために筋肉・腱・靭帯・関節に対する負担が増加します。
女性の骨盤は男性より幅が広くて容量も大きいために、何らかの原因で関節が不安定になった場合の影響を男性より受けやすいのです。
また、つわりの初期症状としての背部痛がありますので、ご注意ください。
2.力学的な影響 妊娠後期になってくると胎児の成長にともない、母体のお腹が大きくなってきます。
胎児の重みによって重心が前側に移動しやすく、また腰が反ったようになるために、腰の関節への負担が増加します。
腰が反っている分、腰の筋肉が常に緊張しているような状態になってしまいます。

カイロプラクティック治療 (妊娠中の腰痛・妊婦)

【妊娠中期〜後期の腰痛】
お腹が大きくなっているため、カイロプラクティック治療はある程度制限されます。
この時期の腰痛は骨盤が緩んでしまっていることによって起こっている可能性が高く、カイロプラクティック治療の特徴である関節を動かすような治療よりも、緩やかな持続的な圧を加えることで十分なことが多いようです。この時期においての治療は主に筋肉に対しての治療がメインとなります。

お腹が大きく重くなることによって、姿勢を維持するために腰の筋肉(腰部起立筋・腸腰筋・殿筋群など)が過剰に収縮してしまう傾向にあります。このような筋肉の持続的な収縮によって、代謝物・老廃物などが筋肉内に蓄積されます。すると、柔軟性が低下して痛みを出すようになります。
そのため、筋の柔軟性を回復させる目的で筋肉に対して緩和操作やストレッチ、物理療法を行っていきます。

数回の治療では腹部の重みや関節の可動性が高いままなのでまた筋肉はすぐに緊張した状態に戻ってしまいますが、定期的に筋肉を柔軟にする治療を繰り返していけば、腰痛がでても軽い状態で治まるようになるでしょう。その他に、自宅では骨盤ベルトなどで骨盤を固定してあげることによって筋肉にかかる負担は減少できます。
お腹が大きくなりベルトが巻けないようであれば、さらしなどを使い下腹部からお腹を持ち上げるようにして腰を中心に巻いてあげましょう。お腹の重みを軽減させ骨盤を安定させることが妊娠期の腰痛では大切です。
お腹が突き出て腰が反った姿勢を避けるために、姿勢の修正とアドバイスも重要になってきます。

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産後の腰痛(妊婦) 産後6ヶ月が一つの目安!

女性は妊娠・産後によってホルモンの分泌が大きく変化します。程度の違いはありますが、妊娠によって女性のほとんどが腰痛を訴えます。
3ヶ月毎の3つの時期にわけたとき、それぞれ腰痛の原因は異なり、また痛みの部位や感じ方も異なることが多いとされています。
また1人目より2人目の方が、2人目より3人目の方が・・・と腰痛がひどくなっていく傾向にあります。

原因 1.ホルモンによる影響

出産後4ヶ月頃まで女性ホルモンの1つであるレラキシンというホルモンが分泌されます(出産数日後からレラキシン分泌は徐々に減少していきます)。このホルモンが分泌されている間は、骨盤だけではなく全身の関節・靭帯などを緩めるので関節が不安定になります。

レラキシンの分泌がなくなっても、不安定な関節が安定な状態になるまでさらに5〜10週間必要です。
これは靭帯などのコラーゲン線維が正常な状態に戻るのに必要な期間です。

これらを合わせると、出産後6ヶ月で関節が安定してくるのです。これが、腰痛改善の一つの目安となります。

しかし、ここで忘れてはいけない重要なことがあります。出産時に骨盤は大きく開き、そこを胎児が通るわけですが、出産後にまったく元の状態に戻ることは難しいということです。
骨盤がねじれたまま安定していくと、以前とは違った力学的な負荷が左右均等にかからなくなるために腰痛の原因となります。

また出産後6ヶ月経っても骨盤の不安定性が改善されずに、腰痛などに苦しむ場合も少なくありません。出産後に以前からあった腰痛がなくなったという幸運な方もいらっしゃいます。これは逆のケースになります。
2.力学的な影響

ホルモンの影響によって全身の関節が不安定な状態で、子育てという肉体的重労働をすることで症状が悪化することが考えられます。

約3kgの赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたり、ベッドに寝かしたり・・・
赤ちゃんを優先するあまり、母親には無理な体勢を強いられることが多いことも原因です。
妊娠後期で多く見られた『腰が反ってお腹がつきでたような姿勢』が、出産後も残っているために腰にかかる負担は大きくなっています。これには、伸ばされた腹筋が弱くなっていることも関係しています。

また妊娠時の体重の変化や運動不足によって筋力の低下が起こっていることもあり、これがさらに症状を悪くしています。

カイロプラクティック治療 (産後の腰痛・妊婦)

【出産後の腰痛(妊婦)】 産後6ヶ月が一つの目安!
出産後6ヶ月で、レラキシンの分泌量が低下して関節の安定が少しずつ進みます。
この産後6ヶ月間は不安定でちょっとしたことで症状がでたりします。

この時期に運悪く骨盤の歪みがある状態で固定されてしまうと、問題となることは次の通りです。
1. いままでとは違った負荷が身体にかかるために、弱い組織にストレスがかかりやすい。
2. その状態から大きく『ゆがみ』をもどすことはできない。(今後仲良くつきあっていくしかない。)
3. 次回の妊娠時に腰痛が悪化する可能性がある。

少しずつ安定化していく身体の状態にあわせて、カイロプラクティック治療を定期的におこなうことで、
いい状態を保つことは決して難しいことではありません。むしろ勧められるべきです。

骨盤の『ゆがみ』だけではなく、妊娠・出産に備えて身体が構築した代償運動を修正して正しい運動パターンをトレーニングしたり、弱い筋肉のトレーニングなどをしていきます。

子供から目を離せないといった悩みもあるかと思います。治療計画については相談しながら、可能な限り効果的で無理なく定期的なケアをすすめていきましょう。

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首・肩の痛みやコリ

肩こりは日本人の約9割が潜在的にもっている症状の1つと言われています。そのほとんどは慢性化するため、日常的に感じる方も多い症状です。
原因は様々で、個人の日常生活に大きく関連していることがほとんどです。
毎日同じ筋肉(この場合肩周囲の筋肉)を酷使することによって負担が増大します。
そして筋肉自身がもつ柔軟性が低下することによって血液循環が悪くなり、
さらに首や肩の柔軟性が低下するといった悪循環におちいりやすい症状の1つと言えるでしょう。

原因 肩周囲の筋肉の柔軟性の消失・頚部関節の動きの制限・頚部弯曲の減少および消失
症状 首の関節の動きが悪くなり、首や肩周辺の筋肉が異常にかたくなって
首や肩周辺に倦怠感や疲労感や頚部痛などを訴えることが多い。
また悪化するとめまい・吐き気・頭痛などがみられることがある。
悪化要因 ストレス・疲労・長時間の同じ姿勢の維持・悪い姿勢
軽減要因 首のストレッチ・患部を温める・精神的なリラックス・軽い運動
痛みの特徴 鈍い痛み(鈍痛)・ズキズキする痛み・重だるい感覚

カイロプラクティック治療 (首や肩こり)

ただ肩まわりの筋肉が原因で、こっているだけ(=肩こり)なら筋肉の治療をすればよくなります。
この場合、マッサージをうけることでも改善するでしょう。しかし、残念ながらこのようなケースは多くはありません。
マッサージで良くなったという方が、あまりいないことからもわかります。
『一時的にいいんだけど、すぐ戻っちゃうんだよね。』と言う方がほとんどです。

日常生活の中にその原因があったりと、いろいろな原因が考えられます。
それは人それぞれですから、問診でお話をしっかり聞いてある程度の情報が必要になります。
○ 何か重いものを持つ習慣は?
○ 仕事で腕や手を使う特定の動作が多いか?
○ 職場のPCや電話の位置は?
○ 家のテレビやソファーの位置関係は?
○ かばんの持ち方は?
など、数え上げたらきりがありません。
これらを参考に、『実際に身体はどうなっていて、どのような反応が出ているのだろうか?』を検査していきます。

  • 1. 筋肉は緊張しているのか?
  • 2. 緊張しているならその筋肉の神経的な反応・反射は正常なのかどうか?
    異常ならその筋肉自体が問題ありそうだと考えます。
    正常なら筋肉自体が原因ではなく、二次的なものと考えます。
  • 3. 次に、異常ならどう異常なのかを検査して、それに合わせて肩こり治療をしていきます。
    正常ならその筋肉と逆の作用または同じ作用をする筋肉を同様にチェックします。
    異常なら・・・正常なら・・・
  • このようにして原因を探していきます。そして状態に最適な肩こり治療を選択します。

背骨(首)と肩(肩甲骨)と腕は、筋肉をひとつのまとまり(上肢帯と言います)として
機能しています。そのためこれらが正常に機能するようにしていくことが目的になります。

<肩こり治療 その1 肩甲骨周囲の筋肉のバランスを整える>
マッサージのようなものをしたり、ストレッチをしたり、超音波療法・干渉波療法などの物理療法、エクササイズなどをおこなっていきます。
肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性を取り戻したり、逆に伸びきってうまく使えなくなっている筋肉にはエクササイズをしてうまく使えるようにしていきます。
<肩こり治療 その2 肩甲骨がすべての方向になめらかに動けるようにする>
肩甲骨周囲の関節や背骨に対してカイロプラクティック治療(アジャストメントといいます)をしていきます。
<肩こり治療 その3 関連する背骨や関節がなめらかに動けるようにする>
カイロプラクティック治療(アジャストメント)などをおこないます。

また、肩こりだと感じていても、実際には筋肉が軟らかい方もいらっしゃいます。
このような場合は原因が何であれ、まず肩こりではないと理解することが重要です。
○ ある特定の姿勢で肩こり感が強くなる
○ 肋骨のでっぱりをコリだと感じている
○ 内臓や他の部分からの関連痛(勘違いしている痛みだと思ってください。)
主にこのようなことが考えられます。
検査によってどの影響が大きいか判断して、治療をしていきます。
どのようにするかは、その原因によりますが、筋肉なら筋肉の、関節なら関節に治療をしていきます。

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五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)

五十肩や四十肩と一般的に言われている状態は正式には「肩関節周囲炎」といわれ、肩周囲に起こる様々な症状の総称です。
原因不明である日突然起こることもありますが、スポーツなどの外傷性のものが誘発要因になることがあります。
40代で起こると四十肩・50代で起こると五十肩とよばれるようになりますが、これらは正式な疾患名ではなくて単なる名称のようなものです。
何歳でなろうが一般的にこれらの名称のどちらかでよばれることが多いようです。
症状の分類としては以下のようなものがあります。

  • 1. 棘上筋腱炎
  • 2. 上腕二頭筋腱炎
  • 3. インピンジメント症候群
  • 4. 烏口突起炎
  • 5. 腱板炎
  • 6. 結合組織炎
  • 7. 下滑液包炎

これらが、単体で起こる場合もあればいくつか複合して起こる可能性もあります。
共通している症状としては発症時に肩関節周辺に「ズキズキ」するような痛みを伴い、肩を挙げることが極端に制限されてしまいます。
肩を動かさなくても「ズキズキ」する痛みは炎症(自発痛)を起こしている可能性が高く、時間がたてば炎症は治まり自発痛は自然に和らいでいきます。
しかし、組織が炎症を起こしたことによって交感神経が優位に働いて、肩周囲の血管収縮を起こして栄養不足になったり、悪い刺激(侵害刺激)が常に存在していたことで肩周囲の組織の変性が起こったりします。
そのため、肩を上げようとするときの痛みはそのまま残り、関節の可動域は制限されたままとなります。
そのままにしていると肩関節の癒着が起こり、また肩を挙げる筋肉が使えなくなるため筋肉が小さく(萎縮)なってしまいます。
男女差はありませんが、中年以降に起こりやすく、なにもせずにある日突然発症することもありますが、スポーツなどで痛めてから症状を訴えることもあります。
日常生活では服を着るのが困難になったり、髪をとかすたびに痛みがでたり、女性の場合では下着のフックを付けるのが困難になるといった制限がでてきます。

状態によっては治療期間が長期に及ぶ場合がありますが、なるだけ早い段階から治療を開始し、肩関節や肩周囲の筋肉の柔軟性を回復していくことが大切です。

五十肩・四十肩の細かい原因や症状に関しては他を参照してください。

棘上筋腱炎(腱板炎の中で多い)と上腕二頭筋腱炎(長頭)

棘上筋腱や上腕二頭筋(長頭)腱の部分で炎症を起こし、痛みを訴える症状です。
棘上筋腱炎は肩の後面に痛みを訴えます。上腕二頭筋(長頭)腱炎は肩の前面に痛みを訴えます。
腱板を構成する4つの筋肉の1つである棘上筋は、肩甲骨から腕の骨(上腕骨)に付着しています。
上腕二頭筋(長頭)は、肩甲骨の前面(肩甲骨関節上結節)から前腕に付着しています。

原因 野球・テニス・ゴルフなどの肩関節を酷使するスポーツによって、肩関節に付着する棘上筋や肩関節を通って肩甲骨に付着している上腕二頭筋(長頭)の腱の部分で炎症が起こることによって痛みを伴います。
また外傷などで、肩を強打することで発症することもあります。
症状
急性期 (炎症期) 肩を動かさなくて安静にしていても、「ズキズキ」と疼くような痛みがあります。
これは腱の部分で炎症を起こしているからです。
急性炎症期を過ぎれば「ズキズキ」する痛みは減少または消失していきます。
慢性期 炎症の治癒過程で身体の組織は変性してしまいます。
そのため腱自体の変性だけではなく、炎症が広がっていた周囲の関節包などの組織にも変性が起こります。
変性がおきた組織(瘢痕化といいます)は、柔軟性や強度が低下してしまいます。
そのために、肩を上に挙げようとしたり回そうとしたりすると、可動域が極端に制限されて痛みがともないます。
悪化要因 急性期・慢性期のどちらも肩を動かすことで悪化しますが、そのメカニズムは異なります。
急性期(炎症期) 炎症がおきているため、肩を動かすことで炎症が更に悪化します。
慢性期 瘢痕化によって柔軟性や強度の低下がおこり、腕や肩の動きについていけないために痛みがでます。その時に、組織が損傷して炎症がおこり急性期に再び移行することもあります。
軽減要因 急性炎症期の場合はアイシング(冷却療法)をすることによって、早い段階から炎症による痛みを抑えることができます。
慢性期では軽減要因は特になく、動かさなければ痛みを感じない場合がほとんどです。
痛みの特徴 「ズキズキ」脈打つような痛み。針で刺されるような痛み。

カイロプラクティック治療 (棘状筋腱炎・上腕二頭筋腱炎)

<急性期の棘上筋腱炎・上腕二頭筋腱炎治療>
炎症をおさえることが最も優先されます。そのため、アイシング(=冷却)によって炎症を抑えていきます。
炎症期では関節を動かしていくような治療は禁忌となるため、カイロプラクティック治療は制限されます。
アイシングは手軽で効果的なので、ご自宅でも行うことを強くお勧めます。
<慢性期の棘上筋腱炎・上腕二頭筋腱炎治療>
慢性期になると肩関節周囲の組織に癒着が起こるため、その癒着を剥がすために関節を積極的に動かしていく必要があります。
カイロプラクティック検査でどの方向に肩関節が最も制限されているかを鑑別し、制限されている方向に対して手技によって積極的に動かしていくようにします。
また棘上筋や上腕二頭筋の腱などの癒着や、肩関節に付着する他の筋肉の過緊張を和らげる目的で、物理療法をおこない組織の柔軟性を回復していきます。

肩の痛みは、炎症期を過ぎると動かさなければ痛みを感じないようなります。
そのため、そのまま放置してしまう人がいますが、放置すると組織の変性が進行するので予後が悪く、治療の長期化が予想されます。
また肩を挙げようとするときの痛みはそのまま残るため、肩を動かすことが少なくなります。
動かさないと、肩周囲の筋肉が使われなくなり萎縮していきます。
筋肉が萎縮してしまうと、肩関節自体の可動性が回復しても、筋肉に力が入らないため挙げづらさが残ります。
腕は身体の中でも多く動かす重要な部分です。症状を訴えると生活に支障をきたすことがあるため、できるだけ早期の治療をお勧めします。

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インピンジメント症候群

インピンジメント症候群とは、肩関節の内側の慢性的な障害や外傷による痛みや症状のことを言います。
インピンジメントとは『ぶつかる』という意味になります。つまり『ぶつかり症候群=挟まれ症候群』。
これは四十肩・五十肩に非常に似てます。というより、四十肩・五十肩の一部と考えてもいいです。
慢性化すると関節が変性して骨のトゲ(=骨棘)が形成され、より挟み込みが起こりやすくなります。

  • ○ 肩甲骨と上腕骨の間にできる非常に狭い空間を、肩の筋肉が通るため構造的にもともと弱い。
  • ○ さらにこの部分の血管供給が弱く、少しでも挟まれると血液が十分供給されず損傷を受けやすい。
    挟まれなくても10分〜15分間、腕を肩より上に挙げると血液供給が途絶えてしまう。

このような構造のため、腕を上に挙げると、この空間がさらに狭くなり、ここを通る筋肉が挟まれます。
一般的には、棘上筋腱か上腕二頭筋腱が損傷を受けやすく、挟まれて炎症が起こると棘上筋腱炎や上腕二頭筋腱炎に移行するためインピンジメント症候群との区別は曖昧である。
同時に、この部分の血管供給が低下して虚血状態になって組織が損傷しやすくなります。
挟まれると損傷して炎症がおこり、修復過程で組織が肥厚します。
するとますますこの空間が狭くなり、組織の損傷が進むのです。そしてまた・・・
とくり返されるのです。

<インピンジメント症候群の3ステージ>
ステージ1 浮腫・出血
ステージ2 線維化・腱炎
ステージ3 骨棘・腱の断裂
インピンジメント症候群では、『挟み込み』と『虚血状態』がおこるので上記のステージが、必ずしもこの順序で起こるとは限りません。
初期の段階では痛みを気にしないことが多いが、痛みが徐々に悪化してきて治療に訪れます。
  • ○ 日常生活・仕事・スポーツで腕を肩より上に挙げる動作をする人に多い。
    (天井のペンキ塗り・配線工事・内装業・テニスなど)
  • ○ 親指を下にして45度斜め前で腕を下から上に挙げていくと、肩のあたりに鋭い痛みがある。
    (80度〜120度)
  • ○ ひどくなると痛みのために、肩の高さより上に腕を挙げることができないことがある。
  • ○ 肩と腕の関節の隙間を触ると、強い痛みを感じることがある。
  • ○ 四十肩・五十肩とメカニズムが似ていて厳密には区別できない。
原因 肩より上に腕を挙げる動作が多い
長時間かけて徐々に発症する
症状 腕が肩より上に挙がらない
挙げようとすると鋭く痛い
内旋と水平内転が特に制限される
悪化要因 長時間腕を肩より上に挙げること
何度もくりかえしそのような動作をすること
軽減要因 安静。しかし炎症のあとに動かさないでいると癒着が進み、ますます症状が悪化していくので注意が必要
痛みの特徴 鋭く痛い
炎症がおきると肩全体が痛くなる

カイロプラクティック治療 (インピンジメント症候群)

インピンジメント症候群は、肩のところで筋肉が挟まれることでおこる症状のことを言います。
挟み込みが慢性化すると、炎症によって筋肉の腱が肥厚してきます。
すると、ますます挟み込みが起こりやすくなるので、症状がさらに悪化します。
このくりかえしがおこると、症状が徐々に悪化していくのが分かると思います。
詳しくは上記を参照してください。

この肩甲骨と上腕骨の間には、次のような解剖学的特徴があり、すぐに損傷しやすい部分です。
○ 構造的に挟み込みが起こりやすい
○ この部分の筋肉への血管供給が乏しい

では、インピンジメント症候群のカイロプラクティック治療はどのようになるのでしょうか?

<炎症がおきているときのインピンジメント症候群治療>
炎症を抑えることが最優先されます。
炎症が長引くと、それだけ組織が損傷するので、それだけ腱の肥厚がおこります。
<炎症がおきていないときのインピンジメント症候群治療>
脊椎と上肢の関節が、適切に機能するように動きと、動きの方向を整えていきます。
できるだけ『挟み込み』がおこらないようにし、筋肉の柔軟性を高めていき、挟まれてもある程度は耐えられるようにしていきます。
慢性化して筋肉が萎縮している場合は、筋肉に対するトレーニングをしていきます。
物理療法(冷却療法・超音波療法・干渉波療法・温熱療法など)を選択して、アジャストメントやモビリゼーションだけでなく、より効果的におこなっていきます。
また、自宅でのエクササイズの指導もおこなっていきます。
可能な限り、正常な可動域いっぱいに肩を動かすことが重要になっていきます。

最低でも6ヶ月間、保存療法を試みても回復が見られない場合は、最終手段として外科的手術を考慮する必要がでてきます。

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胸郭出口症候群(TOS)

胸郭出口症候群(TOS)とは、どのような症状なのでしょうか?
また、そのメカニズムはどのようになっているのでしょうか?

『胸郭出口症候群(TOS)』って何?
『症候群』とは、原因はいろいろあるが、結果出てくる症状が同じものをいいます。
『胸郭出口症候群(TOS)』とは、もともとの原因や障害されるメカニズムが何であれ、腕や手を支配している『神経』や『血管』が圧迫されるために腕や手がしびれる『症状』のことです。
厳密には診断名ではありません。『頭痛い』『お腹痛い』などの表現と同じです。
原因については考慮されていないのです。
『胸郭出口症候群(TOS)』はさらに細かく分類される
胸郭出口症候群(TOS)には、障害されるメカニズムからさらに次の3つに分類されます。
1. 斜角筋症候群 → 前斜角筋と中斜角筋の間で障害される。
2. 小胸筋症候群 → 小胸筋と肋骨の間で障害される。
3. 肋鎖症候群 → 鎖骨と第1肋骨の間で障害される。
<代表的な原因>
○ 日常生活や仕事中の不良姿勢によって、首・肩まわりの筋肉が緊張して神経や血管を圧迫する。
○ 長時間重いバックパック(=リュック)を背負っていると、鎖骨が押し下げられて神経や血管を圧迫する。
○ 過去に鎖骨や肋骨などの骨折をして、その治癒過程で骨が変形してしまい神経や血管を圧迫する。
○ 肺の上部に腫瘍ができ、それが大きくなってくると下から押し上げるように神経や血管を圧迫する。
原因 首や胸の筋肉の極度の緊張・鎖骨や腕の動きの制限・骨の変形
症状 指・手・腕のしびれで、刺すような痛みも生じます。
痛みは首や肩から上腕・前腕・手・指へと広がっていきます。
ほとんどの場合、薬指と小指に感覚の異常がみられ、手や腕に脱力感と疲れを感じやすい。
悪化要因 胸や首の筋肉のストレッチ・腕の挙上・首の動き
軽減要因  
痛みの特徴 腕への痺れ(神経痛)・首や肩の張り感・首や肩の鈍い痛み

カイロプラクティック治療 (胸郭出口症候群・TOS)

1. 首の関節・第1〜2肋骨の動きを改善させていきます。
治療を重ねることで、首まわりの筋肉が緊張しにくくなり、症状が安定していきます。また鎖骨の動きが悪くなっていることも多く、必要に応じて鎖骨の治療もおこなっていきます。
2. 障害している筋肉の柔軟性を高めたりエクササイズをして、回復を早め再発予防をしていきます。
斜角筋(首から第1〜2肋骨の間に付着)の間や、小胸筋(肋骨と肩甲骨の間に付着)の下を、腕や手を支配している大きな神経の束(神経叢といいます)が通過しています。
これらの筋肉の柔軟性が低下したり、緊張して肥大したりすることが大きな要因の1つとして考えられます。

胸郭出口症候群は、斜角筋症候群・小胸筋症候群・肋鎖症候群などと呼ばれることがありますが、治療の方針はどれも似ています。問題となっている通り道を開放してあげることです。

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片頭痛(偏頭痛)

偏頭痛という方もいますが、正しくは片頭痛といいます。
片頭痛は、頭の片側が「ズキンズキン」とするような痛みです。両側にでることもあります。
これは拍動痛とも言われ、脈拍に呼応するように痛みを伴います。
一般的には7:3程度の割合で女性に多くおこる症状です。
頻度は不規則で、疲れやストレスが多いときに頻発することから自律神経系との関連性が指摘されています。
持続時間は数時間から2〜3日で個人差が大きく痛みの度合いも様々です。
緊張していた(ストレス)状態から開放されてリラックスする時に起こりやすく、早朝または午前中、休日や試験が終わった直後などにも多いとされています。
喫煙やお酒、入浴などの血管収縮や拡張に関連して痛みが悪化します。

原因

1. 側頭部の血管が一度収縮 → 2. その後に急激な拡張(=リバウンド) → (3. 血管が炎症)
このようなメカニズムでおこる頭痛で、血管の収縮をコントロールする交感神経が関係しています。
交感神経の緊張が強すぎれば強すぎるほど、リラックスした時の反動がそれだけ大きくなり、片頭痛(偏頭痛)も強くなります。

肉体的な痛みだけでなく、イライラや不安感などの精神的ストレスも交感神経を優位にします。
また誘因は様々ですが、人それぞれ特有のものがあるようです。

ストレス・ホルモンバランスの乱れ・におい・アルコール・食品などが誘因に多いとされています。
また母親が片頭痛もちだと、子供にも片頭痛がでやすい傾向があります。
日ごろから誘因となるものに注意したり、心にゆとりを持つことである程度予防できるでしょう。
症状 頭の片側のこめかみを中心に痛み、ひどくなると頭全体に痛みが広がります。
脈が打つのに合わせて痛みが強弱します。
痛みのピークに吐き気やめまいを伴うことがあります。
頭痛は月に1〜3日程度で、一回発症すると4時間〜3日間くらい持続します。
緊張していた(ストレス)状態から開放されてリラックスする時に起こりやすく、早朝または午前中、休日や試験が終わった直後などにも多いとされています。
頭痛が起こる前に、目がかすんだり、チカチカ(閃輝暗点)したりなどの前兆があることもあります。
また、肩こり・情緒不安定・身体のむくみなどの体調変化を起こすこともあります。
悪化要因 運動・飲酒・喫煙・入浴などの血流を良くするものによって悪化します。
精神的にイライラしたり怒ったりすることによっても悪化します。
横になると悪化するのも特徴です。
軽減要因 安静や精神的なリラックス。視覚からの情報は血管内圧にも変化を与えるため、目を閉じてリラックスすることを心がけましょう。
痛みの特徴 脈を打つのに合わせてズキンズキン・ガンガンした痛みを訴えます。

カイロプラクティック治療 (片頭痛・偏頭痛)

病院では薬を処方されるだけかもしれません。しかし根本的な治療にはなっていません。
『カイロプラクティック治療で片頭痛がなくなるのではありません』
しかし、臨床および研究によってもその効果は認められ、片頭痛(偏頭痛)がおこりにくくなったり、おこっても以前より軽くなるなど、上手にコントロールできるようになります。
片頭痛(偏頭痛)には交感神経と副交感神経のバランスが関係していますから、カイロプラクティック治療でそのバランスを整えていくことで改善が期待できます。
以上のような意味で、カイロプラクティック治療の有効性が高いと言えます。

カイロプラクティック治療では、次のような考えで施術をおこなっていきます。
1. 自律神経(=交感神経と副交感神経)のバランスを整えることで、血管の過剰収縮後のリバウンドを和らげます。
2. リラクゼーション効果によって副交感神経が優位になるため、リバウンドがおこりにくくなって症状の軽減が期待できます。
3. 首・肩まわり・側頭部の筋肉を柔軟に保つことで、症状の軽減が期待できます。

ここを治療すると良くなる!というものではなく、首・肩まわりを中心に全身的に治療することで症状をコントロールしていきましょうというのが基本的な考え方になります。

片頭痛だけではなく、同時に緊張性頭痛(筋緊張性頭痛)や頚性頭痛(頚椎原性頭痛)などをおこしているケースも良くみられます。それぞれの頭痛は各項目をご覧下さい。

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緊張性頭痛(筋緊張性頭痛)

首の筋肉の多くは頭部につながっています。そのため、首の筋肉が過度に緊張すると、頭痛様の症状をおこします。
肩こりがひどくなると、連動して首の付け根、すなわち後頭部に重だるい鈍痛となって症状をおこします。
これはデスクワークや重労働、冷えなど、肩こりの悪化要因と関連性があるため、肩や首の筋肉を緩和させていけば症状は軽くなっていきます。

原因

頭から首・肩にかけての筋肉が、緊張しすぎることでおこる頭痛です。
筋肉が緊張しすぎて血流が悪くなると、疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こります。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしていたり、心配や不安などの精神的ストレスなどからくる肩こりから始まり、それが悪化することで頭痛も起こってくることがほとんどです。

一度頭痛が起こると、痛みによって筋肉のこりや血流の悪さがますます増幅され、頭痛がひどくなっていつまでも続く、という悪循環に陥ることがあります。
症状 肩や首の重だるいコリ感から後頭部や側頭部に広がる重だるい痛みが特徴です。
集中力の低下や吐き気などを感じることがあり、首や肩の痛みやだるさを感じることがほとんどです。
気がつくと頭痛があり、長時間持続します。
悪化要因 長時間のデスクワーク・精神的なストレス・肩や首の筋肉を使う重労働など
軽減要因 ストレッチ・精神的なリラックス・軽い首の運動・充分な入浴など
痛みの特徴 後頭部から首や肩にかけての『ジワジワ』する重だるい痛み

カイロプラクティック治療 (緊張性頭痛・筋緊張性頭痛)

筋緊張性頭痛が朝に起こることはほとんどなく、仕事などで疲労がピークになる夕方以降に起こります。
緊張性頭痛や筋緊張性頭痛と呼ばれるくらいなので、肩や首の筋肉を柔らかくすると症状は和らいでいきます。
症状がしんどい場合、マッサージ・入浴・適度な運動などで一時的に上手にコントロール可能かもしれません。

では、どうして肩や首の筋肉が緊張してしまうのでしょうか?
何か重いものを持ったり、運んだからですか?
それとも、ずっと同じ姿勢をしていたからですか?
無理な姿勢をしばらくしていたからですか?

はっきりした原因がある場合、それはその反応による頭痛と考えられます。
このような場合は、比較的軽度なことが多く入浴・安静などで軽減することが多いです。

しかしほとんどの頭痛の場合、原因がはっきりせず、日常生活の中で起こります。

それでは、カイロプラクティック治療はどのようなことをするのでしょうか。

カイロプラクティック治療では、緊張した首・肩まわりの筋肉をゆるめるために
1. 首や背中の関節の可動性を回復させ、そこに付着している筋肉の働きをより正常にする。
2. 緊張している筋肉に対してストレッチや物理療法を行う。
3. 予防および治療効果をあげるため、姿勢改善のためのエクササイズをしてもらう。

カイロプラクティック治療によって関節の可動性さえ回復していけば、日常生活での定期的なストレッチなどにより頭痛の症状は抑えられます。

一度痛みを身体が感じる
     ↓
痛みが緊張を強める
     ↓
緊張がさらに痛みを感じさせる
     ↓
さらに痛みが強くなり緊張が強くなる
すると、どんどん悪循環になり症状が悪化していきます。

このような状態にならないように、カイロプラクティック治療でコントロールしていきましょう。
当クリニックでは、日常生活で行えるストレッチやエクササイズの指導などをしています。

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頚性頭痛(頚椎原性頭痛)

頭のつけ根から後頭部にかけて鈍い痛みを訴えることが多く、症状的には緊張性頭痛と似ています。
しかし、頚性頭痛は筋肉の緊張によって起こるものではなく、頚椎関節の機能障害が原因で起こるとされています。

原因 首と頭の境目付近(=上部頚椎)の関節機能障害によっておこります。
関節の可動性が極端に失われたり、異常な位置関係にあるような場合に、関節や後頭部の知覚を支配する神経が刺激されて頭痛がおこります。
むち打ち後や頚椎の変形性関節症などによって頭痛を伴うことが多くあります。
症状 後頭部や側頭部に広がる重だるい痛みが特徴です。
緊張性頭痛に似ていますが、緊張性頭痛よりも強い痛みを訴えることがあります。肩こりなどの筋肉との関連性は低く、肩や首の鈍痛を伴わない場合がほとんどです。
首の動きによって、可動性を失っている関節部分への負担が強くなると症状が悪化します。
悪化要因 長時間のデスクワーク・精神的なストレス・首の動き・肩や首の筋肉を使う重労働など
軽減要因 安頚椎関節の正常な可動性
痛みの特徴 後頭部から側頭部にかけての重い痛み。時に鋭い痛み。

カイロプラクティック治療 (頚性頭痛・頚椎原性頭痛)

頚性頭痛・頚椎原性頭痛は、首の骨(以下、頚椎とします)が原因でおこります。
一方、前述した筋緊張性頭痛は、筋肉の緊張が原因でおこります。
この2つの頭痛が、同時または別々におこる場合もあります。

どちらも治療部位は似てますが、治療の重点が次のように変わってきます。
  筋肉 ← 緊張性頭痛・筋緊張性頭痛
  関節 ← 頚性頭痛・頚椎原性頭痛

構造的な異常が目に見えるタイプの頭痛ではないため、病院の検査では特に異常は見られず、痛み止めの薬が処方されることが多いようです。しかし、それでは根本治療は望めません。
カイロプラクティック治療で、首まわりの状態を整えると症状が改善しやすいのが特徴です。

では、どうして首が原因なのでしょうか?
首の骨(=頚椎)は7つあります。上3つの頚椎の間からでている脊髄神経が、頭の表面の感覚を支配しています。

頚椎の正常な関節機能が乱れると、『おかしいぞ』『痛いぞ』といった好ましくない刺激(=侵害刺激といいます)が常に発生します。
この侵害刺激は、脳に伝わるのですが、関節がおかしい・痛いといった情報は普段あまりないことなので、脳はよくあるところからの情報と勘違いしてしまいます。
結果、頭の表面の感覚と勘違いして、それを頭痛と感じるのです。

頚椎の正常な関節機能を回復させることが大切です。
関節に対する治療を独自性とするカイロプラクティック治療によって治療の前後で顕著に変化が現れることが多い症状の一つです。

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実際にあったサルーテの症例報告

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